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Landscapes by the roadside

路傍学会


青面金剛のLandscape 231

大田区田園調布南 密蔵院
  密蔵院①
 大田区田園調布南の路傍、密蔵院の門前である。寺号標の上ではためく旗は「仏旗」である。1950年に開催された世界仏教徒会議で採択されたものである。
  密蔵院②
 山門前を流れる六郷用水沿いでは枝垂桜が咲き始め、多くの人がカメラを向けていた。
  密蔵院③
 境内にある塔頭の金剛尊院である。堂の右手に大型の青面金剛が見える。
  密蔵院④
 大迫力のショケラを持つ六臂の剣人像である。現代的な彫り方だと思いよく見ると、昭和55年の造立であった。庚申講は今でも続いているそうである。
  密蔵院⑤
 この青面金剛の右後ろにはいくつもの庚申塔が祀られている。中央は聖観音庚申塔。寛文年間の作で、大田区内でも三番目に古い庚申塔である。
  密蔵院⑥
 柔和な表情の合掌像である。こちらは宝永年間の作。
  密蔵院⑦
 一猿のみの庚申塔である。珍しいものではないか。延宝年間の作。
  密蔵院⑧
 金剛尊院の入口である。堂の奥、ガラスの向こうに青面金剛が祀られている。
  密蔵院⑨
 長押の上に青面金剛尊の扁額が掛かる。その下には三猿の額が見える。丁寧な彫りである。いつ頃のものだろうか。
  密蔵院⑩
 青面金剛である。彩色が施された寄木造で、一邪鬼、二童子、四夜叉、三猿を従えている。大変美麗な像である。元禄7年の造立で大田区指定文化財。
  密蔵院⑪さくら坂
 桜が綻び始めたので、ちかくにある「さくら坂」に寄ってみた。さくら坂を跨ぐさくら橋ではスマホで桜を写している人もいた。
  密蔵院⑫さくら坂
 さくら坂を登っていくと国旗掲揚塔がある。鉄製の掲揚柱は切断されている。中ほどに寄贈者のプレートがはめ込まれている。
  密蔵院⑬さくら坂
 道路の反対側から見てみた。前回のオリンピック東京大会を記念して地元町会が建てたものである。来年7月の復活はあるのだろうか。路傍学会の興味は尽きない。 
  1. [ edit ]
  2. 青面金剛
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  4. / comment:1

  1. [ 編集 ]
  2. 2019/03/25(月) 09:51:54 |
  3. URL |
  4. AzTak
現在でも庚申講が続いているとは驚かされました。
国旗掲揚塔ですが、先日の出雲大社には巨大なものがありました。国旗だけで75畳分もあるんだとか。強風の日には掲揚が中止されることもあると聞き、当然だろうと思いました。

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