Landscapes by the roadside

路傍学会


界隈のLandscape 11

墨田区両国 本所松坂町公園界隈
   両国①日大講堂 
 墨田区両国二丁目の路傍である。1983年に撮影した旧国技館(日大講堂)である。解体が始まったと聞いて、慌てて撮影した1枚である。
  両国②
 旧国技館が建っていた場所の現在である。
  両国③シティコア
 跡地に建ったビルの中庭である。駐輪場となっていて見にくいが、旧国技館の土俵の位置がステンレスの枠で表示されている。
  両国④ももんじゃ
 国道を隅田川の方向に歩いていくと、こんな看板が現れた。猪がぶら下がっている。
  両国⑤
 「ももんじや」である。江戸から続くジビエ料理の老舗である。
 この度両国を訪れたのは本所松坂町公園に行くためである。元禄151214日、赤穂浪士が討ち入った吉良邸跡地に造られた公園である。
  両国⑥
 足を運んだ日は討ち入りの日に近く「元禄市」が開催されていた。きびだんごやおでん、生活用品など様々なものが沿道で売られており、大変な賑わいであった。
  両国⑦
 人込みを抜け、やっと吉良邸跡の松坂町公園前にたどり着いた。
  両国⑧
 園内には吉良上野介公の像が置かれ、その前には供物が並んでいた。
  両国⑨
 天保の時代から回向院の境内で相撲興行が行われており、両国は古くから相撲の町である。上の写真は出羽海部屋である。出羽一門の中心となる名門である。この他に両国には春日野部屋や二所ノ関部屋など多くの相撲部屋がある。
  両国⑩
 昨年11月にリニューアルされた両国駅舎内には土俵が設けられている。直径15尺の実寸大である。
  両国⑪
 土俵脇の店には日本酒の自動販売機があった。猪口を置いて酒を選ぶ。一杯200円から。冷えた体を温めて帰途に着いた。
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界隈のLandscape 10

渋谷区代々木神園町 代々木公園界隈
   代々木公園①
 渋谷区代々木神園町の路傍、都立代々木公園の原宿門である。公園の木々は大きく成長し、明治神宮と連続した大きな森を形成している。
  代々木公園②
 こちらは展望デッキから眺める噴水池である。高さ15m~30mに及ぶ大小3基の噴水を備えた池は、芝生広場を掘り下げ、平成2年に完成したものである。
  代々木公園③
 2020年の東京五輪の開幕まで1000日となった1028日、代々木公園の開園50周年の記念式典が開催された。式典では、レスリングの浜口選手が祝辞を述べ、その後列席者が「聖火」と名付けられたバラの植樹を行った。 1964年の東京五輪開催時に選手村であったこの場所は、かつては陸軍の練兵場で、戦後に駐留米軍の宿舎ワシントンハイツとなった。
  代々木公園④
 公園内に五輪が刻まれた石碑がある。
  代々木公園⑤
 上面に選手村の配置図がある。よく見ると、選手村の主要な道路にはロンドン、ヘルシンキ、メルボルンなど五輪開催都市の名が付けられていた。
  代々木公園⑥
 今も残る選手宿舎である。この建物はワシントンハイツの宿舎を改修したもので、オランダ選手団が使用した。
  代々木公園⑦
 公園内の風格がある松である。ここが練兵場であった時代に、この松の傍らで閲兵式が行われていたことに因み「閲兵式の松」と呼ばれている。
  代々木公園⑧
 ケツァルコアトゥルの像である。羽毛のある蛇で、古代メキシコ神話の文化神の化身である。1990年にメキシコ政府から東京都に寄贈された。代々木公園には開園以降半世紀の間に様々な碑、像が多数設置されている。
  代々木公園⑨
 歩道ライブである。小雨をものともせず盛り上がっていた。代々木はこれからも多様な文化を発信していくのだろう。
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界隈のLandscape 9

台東区台東 佐竹秋葉神社界隈
   佐竹商店街①
 台東区台東四丁目、佐竹秋葉神社の参道である。佐竹秋葉神社は、八百屋お七の放火による大火後、神田から当地へ移転した出羽久保田藩佐竹右京太夫の上屋敷跡に勧請された神社である。なお、神田の佐竹家屋敷跡には佐竹稲荷神社が現存していることを昨年の1218日号で報告した。参道は佐竹商店街と直行している。
  佐竹商店街②
 参道沿いで見かけた琺瑯看板である。迷惑駐車はいけません。
  佐竹商店街③
 精肉店の室外機である。懸命にファンが回っていた。
  佐竹商店街④
 アーケード入口の店舗である。あまり学生向けの店には見えなかった。
  佐竹商店街⑤
 昭和の香りがする甘味・軽食の店である。
  佐竹商店街⑥
 サンプルを見てみると、チャーハンが逆さになっている。もう提供していないという意味だろうか。
  佐竹商店街⑦
 これも懐かしい手作りカステラの店である。
  佐竹商店街⑧
 アーケードに吊るされた垂れ幕に、佐竹商店街は日本で2番目に古い商店街と書いてあった。歴史ある商店街にもシャッターが下りた店舗が散見されるようになった。地図を見ていたら、近くに別の秋葉神社があるではないか。
  秋葉神社⑨
 台東区松が谷三丁目である。奥に秋葉神社の鳥居が見える。鳥居の両脇の玉垣は皇太子殿下(今上天皇)御成婚記念で奉納されたものである。秋葉神社は、明治天皇の下命により、明治3年、宮城内紅葉山から鎮火三神を秋葉原の地に勧請したが、明治21年、上野駅から秋葉原駅までの鉄道の延伸に伴い現在地に遷座した。これが、秋葉原の駅名の由来である。ちなみに、秋葉大権現の秋葉は「あきは」であるが、江戸訛りによって、「あきば」と呼ばれたという。
  秋葉神社⑩
 社務所前にあった問題である。狭い世界の見識にとらわれてはいけないのである。
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界隈のLandscape 8

中央区日本橋 鎧橋界隈
   鎧橋①
 中央区日本橋小網町の路傍である。鎧橋の橋詰に皇太子殿下御成婚記念の国旗掲揚塔がある。
  鎧橋②
 他に類を見ないフォルムである。表の「瑞祥」の題字は正田貞一郎翁の手による。
  鎧橋③
 橋の途中にあるマンホールの蓋である。「はいきえん」と読むらしい。鎧橋は昭和32年に架橋されたのだが、使われている漢字が古すぎはしないか。ひょっとして古い蓋を再利用したのか。路傍学会の興味は尽きない。
  鎧橋④
 兜町側にある地蔵尊である。由来など説明は無い。台座には大正14年建立とあるので関東大震災被災者の供養のための地蔵尊かもしれない。
  兜町証券取引所⑤
 地蔵尊の向かい側には証券取引所がある。言わずと知れた日本を代表する金融商品取引所である。
  兜神社⑥
 証券取引所の右側の道を歩いていくと兜神社がある。鎧の上流には兜があるのである。
  兜神社⑦
 境内にある兜石である。源義家が戦勝を祈願したという石である。兜町の地名は、この石に因むという。手水鉢にも兜の文字が見えた。
  日本橋郵便局⑧
 近くにある日本橋郵便局の玄関脇の壁面である。ここが我が国における郵便の発祥地なのである。
  日本橋ダイヤビルディング⑨
 日本橋郵便局と日本橋川との間に建つ日本橋ダイヤビルディングである。昭和5年に建てられたビルの外観を保存しつつ、高層化されたビルである。景観を大事にした都市開発である。色々な歴史の重なりが垣間見える界隈であった。
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界隈のLandscape 7

千代田区 日比谷公園界隈(その2)
   日比谷公園①
 千代田区日比谷公園である。蝉時雨の中、白百合が咲いていた。
  日比谷公園②
 64日号で日比谷公園界隈を報告したが、今回はこの公園内の雲形池で、池の水を抜き、水生生物を捕獲し、観察する会が開催されると聞き訪れた。この観察会は公園管理者とテレビ局との協力により実現した。
  日比谷公園③
 池の中に3基の水中ポンプを設置し、水を抜く。
  日比谷公園④
 水は園内のマンホールへ排水する。
  日比谷公園⑩
  園内の看板である。不届き者がいるようだ。今回の観察会は特定外来生物の駆除も目的の1つである。
  日比谷公園⑤
 3時間ほどして水位が下がり、底が見えるようになった。いよいよ水生生物の捕獲である。
  日比谷公園⑥
 タレントの小島瑠璃子さんも大きな鯉を捕らえていた。
  日比谷公園⑦
 捕獲した生物は、子供達が観察し、外来生物と在来生物とに区分した。
   日比谷公園⑧
 作業中の水槽である。手長エビ、ヨシノボリ類などの魚類のほかトンボのヤゴも見える。このほかにスッポンやイシガメなども捕獲されていた。
  日比谷公園⑨
 最後にバキュームによって水質悪化の原因となる汚泥を除去し、この日の観察会は終了した。池の水位が回復した後、在来生物は池に戻される予定。都心のオアシスである日比谷公園の池が澄みわたり、健全な生態系が保たれることを願いたい。
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