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Landscapes by the roadside

路傍学会


神社のLandscape 179

八潮市大曽根 大曽根八幡神社
  大曽根八幡神社①
 八潮市大曽根、大曽根八幡神社の参道である。幟建の奥に鳥居が見える。
  大曽根八幡神社②
 三の鳥居である。安政の大地震によって鳥居が倒れため、安政五年に再建されたのである。
  大曽根八幡神社③
 手水鉢である。水道管が竹で覆われ、棕櫚縄で結束されている。きめ細かな景観への配慮である。柄杓の上の黄色い糸は鳥除けである。
  大曽根八幡神社④
 手水鉢の上には丁寧に手水の作法が示されている。
  大曽根八幡神社⑤
 社殿前の石段を登ると笑顔の狛犬が迎えてくれる。
  大曽根八幡神社⑥
 狛犬の横には敬神の文字が彫られた国旗掲揚塔がある。もう使われてはいないようだ。
  大曽根八幡神社⑦
 現存する社殿は明治28年に造営されたものだが、随所に見事な彫刻が施されている。虹梁の下、立体的で繊細な猪である。
  大曽根八幡神社⑧
 本殿の柱には龍が巻き付く。
  大曽根八幡神社⑨
 拝殿の濡縁の下には、鉄製の灯具が置いてある。壊れてはいるが、風格が漂う。どのような謂れがあるのだろうか、路傍学会の興味は尽きない。
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  2. 神社
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神社のLandscape 178

八潮市伊勢野 伊勢野天満宮
   伊勢野天満宮①
 八潮市伊勢野の路傍、大きな幟建に挟まれた鳥居が見える。
  伊勢野天満宮②
 伊勢野天満宮である。境内に入ると毅然とした狛犬が迎えてくれる。
  伊勢野天満宮③
 末社の前には力石がある。
  伊勢野天満宮④
 境内の右手には廃寺となっている旧光明寺がある。墓地の手前には六地蔵が穏やかに並んでいる。
  伊勢野天満宮⑤
 六地蔵の横には青面金剛が祀られている。大分風化が進んでいる。傷んだ像を一回り大きな石箱を作って、その中に納めたような形になっている。左手に持っているのは金剛鈴のようだ。右手に持っているのは何だろうか。金剛杵か?
  伊勢野天満宮⑥
 邪鬼と三猿である。わかりにくいが、邪鬼は右を向いて這いつくばり、その下に三猿が控える。造立年はわからない。
  伊勢野天満宮⑦
 青面金剛の向かいに祀られている庚申塔である。延宝年間の建立。左には溶けた地蔵尊の頭部のようなものがあるが、何だろう。路傍学会の興味は尽きない。
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  2. 神社
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神社のLandscape 177

中央区日本橋室町 福徳神社
   福徳神社①
 中央区日本橋室町二丁目、中央通りから赤い鳥居が見える。
  福徳神社②
 再開発事業によって平成26年に再建された福徳神社である。
  福徳神社③
 拝殿の前にあるパネルである。福徳神社は、江戸時代に幕府から富籤の発行が許されていたことから、宝くじ当選にご利益があるとされ、都内有数のパワースポットになっているという。
  福徳神社④
 このようなものもあった。富籤祈願である。手前の三宝の上に宝くじを置いて、鈴でお祓いし、当選を祈願するのである。江戸時代も今も、一獲千金を願う庶民の思いは同じである。
  福徳神社⑤
 神社の横には「福徳の森」という森が作られている。この森の地下には、災害時に帰宅困難者に提供する水や食料等を蓄えている防災用倉庫もあるという。いずれ豊かに成長し、鎮守の森となるのだろう。
  福徳神社⑥
 この森には、日本橋の薬業界が古くから崇敬してきた薬種神社もある。
  福徳神社⑦
 玉垣には製薬会社の名が並んでいる。
  福徳神社⑧
 神社の前には再開発ビルが並んでおり、その間の「仲通り」は参道という位置づけである。提灯も掲げられ、そぞろ歩きを楽しめる仕掛けがされている。今様の門前町の風情である。
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  2. 神社
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青面金剛のLandscape 215

葛飾区東新小岩 正福寺
   正福寺①
 葛飾区東新小岩四丁目の路傍、正福寺の山門である。
  正福寺②
 境内に入ると右手に青面金剛が祀られている。
  正福寺③
 ショケラ持ちの六臂像である。道標として橋の袂に建立されたものが、道路工事により移転されたものである。この像の右に建つ説明板には千手観音とあったが、どうだろう。邪鬼が供花で見えないので、以前撮影した写真を引っ張り出した。
  正福寺④
 両手を付いている邪鬼の顔は剥落してしまっている。三猿も風化が進んでいる。
  正福寺⑤
 境内には延命地蔵尊も祀られている。300年ほど前路傍に建立された地蔵尊を移したものである。
  東新小岩6丁目⑥
 帰路、東新小岩六丁目の路傍で琺瑯看板を発見した。
  東新小岩6丁目⑦
 寄贈者はトケイ、メガネ、ユビワの三種の神器を扱う時計店である。数が減りつつある業種である。今も営業を続けているのだろうか。
  東新小岩7丁目⑧
 さらに歩いていくと、東新小岩7丁目の路傍でも、琺瑯看板を見ることができた。
  東新小岩7丁目⑨
 こちらの寄贈者は今も新小岩駅の北と南で営業中である。琺瑯看板にも業種の盛衰が見てとれる。
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  2. 青面金剛
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路傍祠のLandscape 30

葛飾区四つ木 青面金剛
   四ツ木1丁目①
 葛飾区四つ木一丁目の路傍、電柱の横に小さな屋根が見える。
  四ツ木1丁目②
 近づいて見ると、中に青面金剛が祀られている。
  四ツ木1丁目③
 舟形光背型のようであるが、残念ながら上部は欠損してしまっている。六臂の合掌像であるが、顔も傷んでいる。
  四ツ木1丁目④
 邪鬼は手足を伸ばした猫のようである。造立年を読み取ることはできなかった。傷んではいるが、花や飲み物が供えられ、今も大切にしている地元の思いが伝わってくる。
  東四ツ木2丁目⑤
 帰路の途中、東四つ木二丁目の路傍に地蔵尊が祀られていた。
  東四ツ木2丁目⑥
 可愛らしい服を着せられているので、全体像はわからないが、穏やかお顔である。こちらの地蔵尊にも綺麗な花が供えられていた。
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  2. 路傍祠
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神社のLandscape 176

新宿区百人町 皆中神社
   百人町①
 新宿区百人町一丁目、JR大久保駅のガード下である。鉄砲百人隊の勇ましい姿とつつじが描かれている。
  百人町②
 江戸切絵図である。ここに定住した鉄砲組は、余暇を利用してつつじの栽培を行い、やがて、つつじの名所として評判になった。横向きで読みにくいが「古木キリシマノ名所アリ」とある。
 大久保のつつじを描いた江戸名所図会である。「その紅艶を愛するの輩、ここに群遊する」とあり、花見客で賑わう様子が描かれている。
  百人町④
 百人町一丁目の路傍、皆中稲荷神社である。皆中は「みなあたる」とも読め、鉄砲組が百発百中を祈願した神社である。
  百人町⑤

 鳥居をくぐり境内に入ると、右手に歌碑がある。

 まがねしく 道のひらけて つつじ見に ゆく人おほし 大久保の里

 明治32年に明治天皇が詠んだ歌である。つつじ栽培は明治維新後、衰退したが、新たに大久保躑躅園が開園し再び賑わうようになった。しかし、明治36年には日比谷公園に多くのつつじが移され、周辺の開発も進んだため、つつじは姿を消していったという。
  百人町⑥
 百人町一丁目にある新宿区立つつじの里児童遊園である。
  百人町⑦
 児童遊園の一角に設置されている説明板である。昭和47年に、つつじは新宿区の花に指定され、かつての名所の再現に取り組んでいる。
  百人町⑧
 大久保二丁目にある大久保北公園である。
  百人町⑨
 群馬県立つつじが岡公園から里帰りした大久保つつじが植栽されている。街がすっかり変わってしまい、今では想像しにくくなった、つつじの里・大久保の歴史を伝える取り組みである。
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  2. 神社
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地蔵尊のLandscape 38

豊島区駒込 西福寺
   染井①西福寺 - コピー
 豊島区駒込六丁目の路傍、西福寺の門前である。
  染井②西福寺 - コピー
 山門を通り、墓地に向かう途中に六地蔵が祀られている。衆生をお救いくださるお地蔵さんである。合掌。
  染井③西福寺 - コピー
 樹仙の墓碑である。吉宗の時代に江戸城内の庭師を勤めた4代目伊藤伊兵衛政武の墓である。
  染井④切絵図 - コピー
 江戸切絵図である。中央右側に「植木屋多シ」とある。上下逆さまであるが、画面中央下部に西福寺がある。画面の左上にも「植木屋多シ」とあり、染井には植木屋が多く集まっていたことがわかる。
  染井⑤駒込3丁目 - コピー
 駒込三丁目の路傍、住民が管理している公園に建つ石碑である。碑の上にいるのは狐である。「七軒町」は、上の切絵図にも「駒込七軒町」として記載されている古い町名である。植木の里のアイデンティティーを今に伝えている。
  染井⑥稲荷神社 - コピー
 西福寺の隣にある染井稲荷神社の扁額である。庭師の伊藤とは関係無いとは思うが、伊藤博文の揮毫によるものである。
  染井⑦専修院 - コピー
 駒込七丁目、専修院である。明治時代に寺が移転してきたこの土地は、伊藤伊兵衛の屋敷跡であるという。
  染井⑧十二地蔵 - コピー
 駒込七丁目、染井霊園の入口の手前、道が二股に分かれたところに十二地蔵がある。享保15年の大火による犠牲者の冥福を祈るために建てられたという。六地蔵を墓地の入口に祀る例はよく見るが、十二地蔵というのは初めて見た。6体の地蔵が2段に刻まれている。
  染井⑨十二地蔵 - コピー
 地蔵の上部に描かれているのは、大火の炎や煙のようである。西福寺の六地蔵共々、植木の里の変貌を見守ってきた地蔵尊である。
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  2. 地蔵尊
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琺瑯看板のLandscape 35

荒川区西尾久 琺瑯看板
 荒川区内の琺瑯看板を9月に2回にわたり報告したが、西尾久2丁目の街区表示板が消滅したのではないかとの連絡を受けたので、調べることにした。
  三ノ輪橋①
 都電三ノ輪橋停留所からスタートである。バラのアーチが迎えてくれる。  三ノ輪橋②
 停留所の手前の看板である。昔から地下鉄の駅を訪ねる人が沢山いるのだろう。
  三ノ輪橋③
 ホームの手前には琺瑯看板を取り付けた板塀があり、下町情緒を演出している。
  西尾久2丁目④
 宮の前停留所で下車し、調査開始。何かがありそうな一角である。
  西尾久2丁目⑤
 醤油と清酒の琺瑯看板がある。酒屋だったのだろう。
  西尾久2丁目⑥
 清酒神聖である。その昔、「いっぱいやっか」という伴淳三郎のコマーシャルで有名になった清酒である。このブログ読者の中で、そんなCMを覚えている方がいるのだろうか。右はサカガミ醤油である。
  西尾久2丁目⑦
 丸く白いものは土鈴である。カラフルな針金との面白い取り合わせである。あたりを徘徊してみたが、今回の調査ではこれら以外の琺瑯看板を見つけることはできなかった。街区表示板は消滅したのではないか。
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  2. 看板
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地蔵尊のLandscape 37

台東区東浅草 東禅寺
   東禅寺①
 台東区東浅草二丁目の路地である。突き当りに大きな地蔵菩薩の坐像が見える。
  東禅寺②
 江戸六地蔵二番目の銅造地蔵菩薩坐像である。奥州街道に向いて鎮座していたが、江戸時代の奥州街道は現在、吉野通りとなっている。
  東禅寺③
 現地の説明板によると、他の六地蔵には鍍金が施されているのに対し、本像は、表面に布目状にやすりをかけ、弁柄色の漆を塗った上に金箔を置いたとのことである。東京都指定有形文化財。
  東禅寺④
 六地蔵の左手には、木村屋総本店の創業者で、明治天皇に献上された「あんぱん」を発明した木村安兵衛夫妻の像がある。よく見ると、六地蔵前の香立などは中村屋から寄進されたものであった。
  東禅寺⑤広徳寺前
 六地蔵の参詣を終えて歩いていると、東浅草二丁目の路傍、広徳寺の門前に国旗掲揚塔があった。正面の文字は終戦時に黒く塗りつぶされたのだろうが、その後に文字の周りの塗料を掻き取った跡も見える。
  東禅寺⑥広徳寺前
 掲揚塔の上部には五芒星の形の彫り込みがあった。
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  2. 地蔵尊
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青面金剛のLandscape 214

台東区清川 宝蔵院
   宝蔵院① 
 台東区清川一丁目の路傍、宝蔵院の門前である。
  宝蔵院②
 本堂前の階段の下に石仏が祀られている。右端には青面金剛も見える。
  宝蔵院③
 一番手前にある上部が壊れた庚申塔である。台石にも三猿がある。別の台石と組み合わせたものだろう。
  宝蔵院④
 右端は大きなショケラを持つ六臂の剣人像である。途中で折れてしまっているが、補修されている。迫力ある像である。邪鬼は笑っているのか。天保年間の作。
  宝蔵院⑤
 本堂の前にある弁天堂である。
  宝蔵院⑥
 堂横には弁財天の眷属である蛇二匹がまとわる石像がある。願い事を弁財天に届けてくれるのだろうか。
  宝蔵院⑦
 堂前の狛犬には歌舞伎俳優の名が刻まれている。
  宝蔵院⑧
 脇障子には繊細な彫刻が施されている。龍と虎である。反対側の脇障子に彫られているのは鯉の滝登りであった。「光亮」の名が見える。
  宝蔵院⑨
 木鼻の獅子は可愛らしい。
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  2. 青面金剛
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 東京東部を拠点として、路傍の風景について学際的に考察するブログです。

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