Landscapes by the roadside

路傍学会


神社のLandscape 111

墨田区立花 吾嬬神社吾嬬神社①
 墨田区立花一丁目の路傍、吾嬬神社の参道入口である。
吾嬬神社②名所江戸百景
 広重の江戸名所百景「吾嬬の森 連理の梓」(部分)である。左手の森の中央にそびえているのが「連理の梓」である。梓は樟で、日本武尊が箸を地に刺したところ、1つの根から2つの幹を持つ樟になったという。
吾嬬神社③
 連理の樟として墨田区登録文化財となっているが、現在は枯れ、幹の一部が残されている。「神樟」の碑が建つ。
吾嬬神社④
 境内にある看板である。心の融和が大事。
吾嬬神社⑤
 社殿の左手には力石が5個納められていた。右から2番目の石には歌のようなものが彫ってあるが判読できなかった。これらも登録文化財である。
吾嬬神社⑥
 神社近くの明治通りの路傍にある国旗掲揚塔である。掲揚柱を固定する鋳鉄製の金具が残っている。端正なデザインであるが、建立年は不明。
吾嬬神社⑦
 校名が土地の歴史を表している。「立花」という地名も日本武尊の妻、弟橘姫に由来するという。校舎の右上にスカイツリーが見える。
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  2. 神社
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神社のLandscape 110

新宿区荒木町 津之守弁財天荒木町①
 新宿区荒木町の路傍、津之守弁財天である。この辺りにはかつての花街の風情がまだ残っている。津之守の「津」は松平摂津守の屋敷があったことに由来する。
荒木町②
 池は、徳川家康が「むち」を洗った井戸の水が滝となりこの池に注いでいたという伝承があり、「策(むち)の池」と呼ばれている。池の背後は崖になっており、滝があったことを偲ばせる。池の水は澄み鯉が泳ぐ。
荒木町③
 古くから池畔に祀られていた弁財天は昭和31年に地元の崇敬者によって再建された。
荒木町④
 この辺りは窪地である。外苑東通り方向へ大谷石の擁壁と階段が続く。
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  2. 神社
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国旗掲揚塔のLandscape 35

墨田区文花 小村井香取神社小村井香取神社①
 墨田区文花二丁目の路傍、小村井香取神社である。明治時代まで近くにあった小村井梅屋敷にちなみ境内には数多くの梅が植えられている。
小村井香取神社②
 梅の木の中に国旗掲揚塔を見つけた。御大典記念とある。
小村井香取神社③
 裏側である。昭和3年の建立。すでに使われてはいないが、花崗岩を組み合わせた大型の国旗掲揚塔である。
小村井香取神社④
 こちらは現役のポールである。ハンドルを装着して上げ下げするのであろう。
小村井香取神社⑤
 社殿前にある塗り直されたばかりの天水桶は、大正12年、関東大震災の前に奉納されたもの。川口の産である。
小村井香取神社⑥
 境内社の諏訪社の前に据えられている禊である。心身を清める禊の場である。文政年間に奉納されたものである。墨田区登録文化財。
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  2. 国旗掲揚塔
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神社のLandscape 109

葛飾区水元公園 浅間神社跡、須賀神社跡水元公園①
 葛飾区、都立水元公園の西端部近くである。葉を落とした欅の樹冠が円弧の連なるスカイラインを形作っている。公園の他の部分とは異なる景観である。
水元公園②
 ここは昨年の928日号で紹介した水元神社に合祀された浅間神社があった場所である。かつては富士塚もあったという。
水元公園③
 浅間神社の社叢は水元公園の生物多様性に貢献している。
水元公園④
 東京都の水産試験場があったブロックである。木斛や黐などが生えている。ここも周囲とは異なる植物景観である。
水元公園⑤
 基壇のような石積みが見える。
水元公園⑥
 玉垣の石材であろうか。ここも東京都の用地買収によって昭和17年に移転した須賀神社の跡である。水元公園のような広大な公園の整備では移転を余儀なくされる神社もあるのである。
水元公園⑦
 公園を歩いていて綺麗なオリーブ色の鳥を見かけた。アオバトである。
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  2. 神社
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青面金剛のLandscape 139

江戸川区江戸川 誠心寺誠心寺①
 江戸川区江戸川三丁目の路傍、誠心寺である。
誠心寺②
 境内には、区登録有形文化財である寛文年間の二基の板碑型庚申塔に並んで青面金剛像が祀られている。笠が付いた円柱型の庚申塔である。
誠心寺③
 フォルムが優美である。六臂の合掌像。
誠心寺④
 邪鬼は思案顔である。三猿は不言、不見が内側を向く。
誠心寺⑤
 三猿の左右の外側に鶏が線刻されている。
誠心寺⑥
 笠にも日月、二鶏が線刻されている。元禄年間の作。
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  2. 青面金剛
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塚のLandscape 42

江戸川区西葛西 西葛西八幡神社西葛西八幡神社①
 江戸川区西葛西二丁目の路傍である。鉄柵越しに溶岩を積んだ塚が見える。
西葛西八幡神社②
 ぐるりと回ると西葛西八幡神社の正面である。
西葛西八幡神社③
 境内に入ると手水舎があるが、こんな貼紙があった。呆れた輩がいるということか。
西葛西八幡神社④
 社殿裏の富士塚である。石祠が二つ祀られている。風化が進み文字は判読できない。
西葛西八幡神社⑤
 隣にある末社に奉納されていたお酒である。かみなり三代とある。どのような味の酒なのだろうか。飲酒には節度が肝要である。
西葛西八幡神社⑥
 境内の大黒天は、愛嬌のあるポーズ。
西葛西2丁目路傍⑦
 近くの路傍の大師様にもこのような貼紙があった。この辺りには不届き者がいるのか。
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青面金剛のLandscape 138

葛飾区西水元 安福寺安福寺①
 葛飾区西水元二丁目の路傍、安福寺である。夕顔観音が安置され、江戸時代に大変信仰を集めたという。
安福寺②
 本堂の左前に青面金剛が祀られている。
安福寺③
 六臂の合掌像である。素朴な彫り、元文年間の作。
安福寺④
 本堂の左奥、三間社流造石祠や灯篭などが並ぶ中に傾いた石柱があった。その台石には、庚申講中とあり、天明の年号が読める。
安福寺⑤
 裏を見てみると、青面金剛であった。ショケラ持ちの六臂像である。明和の年号が彫ってあり、もともと台石とは別のものを重ねたのだろう。こうした出会いが街歩きの楽しみである。
安福寺⑥
 邪鬼は角が耳のように見えて、猫っぽい。
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  2. 青面金剛
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神社のLandscape 108

江東区東砂 陶首稲荷神社陶首稲荷神社①
 江東区東砂二丁目の路傍、陶首稲荷神社である。
陶首稲荷神社②
 社殿の右手に道祖神、土公神と並んで青面金剛が祀られている。土公神は土をつかさどる神である。
陶首稲荷神社③
 ちょうど夕陽が射してきた。ショケラを持つ六臂の剣人像である。戦災によって火をあびて、かえって力強さが増しているように見える。
陶首稲荷神社④
 台石には足を崩した三猿が浮彫されている。不言だけが内側を向いている。天保年間の作である。
陶首稲荷神社⑤
 社殿前の天水桶は、昭和四年に奉納されたもの。川口の産である。
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  2. 神社
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神社のLandscape 107

墨田区堤通 隅田川神社隅田川神社①
 墨田区堤通二丁目、墨堤通りの路傍、隅田川神社の参道入口である。
隅田川神社②
 大地震などで大火災が発生した際に避難した人々を守る団地の建物をくぐり、公園を抜けると二の鳥居がある。
隅田川神社③
 拝殿の前では狛犬ではなく亀が迎えてくれる。よく見れば牙や耳がある。龍の子の贔屓であろうか。後ろの木瓜も咲き始めた。
隅田川神社④
 境内の小祠に亀の石像が祀られている。この亀にも耳が付いていたのだろうか。亀はこの神社の創建伝承に関わっているために祀られているのであろう。
隅田川神社⑤
 境内の力石の一つである。鶴力の文字が見える。縁起良く鶴と亀がそろった。
隅田川神社⑥
 昭和40年にボーイスカウトによって建立された国旗掲揚塔のポールである。塗装が薄くなっているが、「一九六四年オリンピック東京大会使用記念ポール」とある。ここにオリンピックレガシーがあった。

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  2. 神社
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塚のLandscape 41

浦安市当代島 当代島稲荷神社当代島稲荷神社①
 浦安市当代島三丁目の路傍、当代島稲荷神社の参道入口である。
東西線浦安駅②
 東西線の浦安駅構内の看板である。当代島稲荷神社は以前紹介した清瀧神社、豊受神社とともに浦安三社と呼ばれ、4年毎に例大祭が行われている。
当代島稲荷神社③
 両側に家が立ち並ぶ参道を抜け、境内に入ると社殿の左手に富士塚がある。浦安三社ともに富士塚がある。
当代島稲荷神社④
 浅間神社の石祠は、山頂から少し下がったところに設置されている。
当代島稲荷神社⑤
 麓には力石も納められていた。
当代島稲荷神社⑥
 社殿の右手に祀られている大鯨の石祠である。浦安沖の三枚洲で鯨を生け捕りにした漁師が明治8年に奉納したものである。隣の石祠には浮彫の天狗が見える。
当代島稲荷神社⑦
 手水鉢の吐水口は堂々とした龍である。
当代島稲荷神社⑧
 天水桶にも迫力ある龍が巻き付いていた。
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