Landscapes by the roadside

路傍学会


塚のLandscape 56

大田区西蒲田 女塚神社
   女塚神社①
 大田区西蒲田六丁目の路傍、女塚神社である。
  女塚神社②
 鳥居をくぐり、境内に入ると、愛子内親王殿下御誕生記念の国旗掲揚塔の先、一段高くなった塚上に小社が置かれている。女塚霊神の塚である。
  女塚神社③
 傍らにある「女塚古墳の由緒」碑である。新田義興憤死のおり、侍女であった少将局が忠節を尽くしてともに害せられたのを村民が憐れみ、この地に祀ったという。この塚は八幡社が遷座する以前から村民の崇敬の厚い聖地であり、この辺りは昭和42年までは女塚と呼ばれていた。
  女塚神社④
 社前の手水鉢である。寛政年間に奉納されたもの。明治時代に八幡神社が鉄道建設の為にここに遷座し、女塚神社と呼ばれる以前に奉納されたものである。
  女塚神社⑤
 社にはこんな札が掛けてある。新田義興への少将局の愛か。
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塚のLandscape 55

八王子市台町 富士浅間神社
   富士浅間神社①
 八王子市台町二丁目、八王子市で最も古い公園である冨士森公園の園路の奥に鳥居と社が見える。
  富士浅間神社②
 富士浅間神社である。拝殿前の手水鉢は明治29年に奉納されたものである。
  富士浅間神社③
 拝殿の後ろに大久保長安が築いた富士塚がある。現地の説明板によると高さ約二丈、周囲60間余という。元々はこの富士塚だけが浅間神社であったが、後に払い下げられた大正殿を拝殿としたという。このため拝殿と本殿の間に鳥居がある珍しい配置となっている。
  富士浅間神社④
 本殿への石段は危険なため立入禁止である。残念。
  富士浅間神社⑤
 反対側に回って見た富士塚である。頂上にある石祠は覆屋に守られている。裾が広く、堂々たる塚である。
  富士浅間神社⑥
 末社の稲荷社である。かみなり三代が供えられている。今年の1月18日号で報告した江戸川区の西葛西八幡神社の稲荷社でも同じ酒が供えられていた。ひょっとして狐様がお好きな酒なのか。
  八王子緑化フェア⑦
 隣の冨士森公園では第34回全国都市緑化はちおうじフェアが開催されていた。八王子市制100周年記念の中心事業として催されているものである。
  八王子緑化フェア⑧
 緑豊かな潤いのある街づくりを目的としたイベントである。
  八王子緑化フェア⑨
 色々なガーデンが提案されていた。10月15日まで開催中。
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塚のLandscape 54

品川区東品川 利田神社
   利田神社①
 品川区東品川一丁目である。路地の奥に利田神社が見える。
  利田神社②
 これは広重の江戸名所百景の「品川すさき」(部分)である。画面の社が洲崎弁天社で、現利田神社である。社の手前の水面は目黒川である。
  利田神社③
 写真の右にあるのが現在の利田神社である。品川区の埋め立て事業によって目黒川の流路が変わり、その跡が八山通りとなり、船溜まりは公園になった。
  利田神社④
 これは今も残る船溜まりである。画面の右側に八山通りがあり、突き当りが区立公園である。区立公園の左側に利田神社がある。
  利田神社⑤
 境内の鯨塚である。寛政10年に鯨が品川沖に迷い込み、大変な騒ぎとなった。この鯨は浜御殿(現在の浜離宮恩賜庭園)まで曳かれて、11代将軍家斉も上覧したという。その時に「うちよする 浪は御浜のおにはそと くじらは潮を ふくはうち海」の歌が詠まれた。その後、解体された鯨の骨はここに埋められた。
  利田神社⑥
 隣接している公園には鯨のモニュメントが設けられていた。
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塚のLandscape 53

品川区北品川 品川神社
   品川神社①
 品川区北品川三丁目の路傍、品川神社である。画面の左上に見える岩山が富士塚である。
  品川神社②
 石段下にある鳥居は双竜鳥居である。都内には、これまでに紹介した高円寺、馬橋稲荷神社の鳥居と品川神社のこの鳥居と合わせて3例の双竜鳥居がある。
  品川神社③
 石段の中ほどから左に伸びる階段が富士塚の登山道である。
  品川神社④
 五合目を超えると道は狭く険しくなる。右手で鎖を掴みながら登る。
  品川神社⑤
 頂上である。大変眺めが良い。国旗掲揚塔がある。掲揚柱は木製である。ビルが林立する以前は東京湾が眼下に見渡せたことだろう。
  品川神社⑥
 境内から見た富士塚である。無数の溶岩で覆われている。右に見える社は末社の浅間神社である。塚の下には大きな蛙がいる。交通旅行の安全守護「ぶじかえる」である。86日号で江戸三富士を紹介したが、東京七富士というのもある。七富士の内、路傍学会で未報告のものは2か所あったが、今回、品川富士を登頂したので、残るは1か所となった。いずれ報告したい。
  品川神社⑦
 境内には皇太子(今上天皇)の誕生を祝う国旗掲揚塔がある。現役である。昭和9年に地元の在郷軍人会が奉納したものである。
  品川神社⑧
 社殿前の手水鉢には龍の吐水口の横に河童が座っていた。手水鉢に河童がいるのは初めて見た。
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塚のLandscape 52

柏市中新宿 庚申塚
   柏市中新宿①
 柏市中新宿三丁目、旧水戸街道の路傍である。青面金剛が祀られている。
  柏市中新宿②
 六臂の合掌像である。右には宝暦年間の青面金剛尊の文字碑がある。
  柏市中新宿③
 三眼の憤怒の顔である。享保年間の作。
  柏市中新宿④
 三猿の下には自動車のカギが置いてある。落とし物なのであろう。持ち主が気が付くとよいが。
  柏市中新宿⑤
 近くにあるバス停である。左後方に見える庚申塔が名前の由来であろうか。
  行念寺①
 旧水戸街道を柏駅方向に歩いていると行念寺がある。門柱の後ろに青面金剛が祀られている。
  行念寺②
 六臂のショケラ持ちの剣人像である。宝暦年間の作。右の文字碑は文化年間の作。
  行念寺③
 参道の向には延命地蔵尊、六地蔵、十九夜塔などが静かに並んでいる。
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